こんにちは!「本町ブログ」ライターのみどりです。
本町ブログの編集部は御堂筋ぞいにあるのですが、皆さんは「御堂筋」という名前の由来はご存知ですか?
まわりの人に聞いてみても、意外と名前の由来って知られていなかったんですよね。
今回の記事では、「そんなん常識やん!」という地元の人から、よそから転勤などで来て「考えたこともなかった!」という人まで役に立つ…かもしれない?、「御堂筋」の歴史と名前の由来について調べてみました!

御堂筋という名前は愛称で、正式には国道25号線と国道176号線の一部です。
北から南への一方通行の道で、梅田の阪急百貨店から難波駅前までの道を指します。
そして名前の由来ですが、本町駅近くの2つの大きなお寺「北御堂」「南御堂」が関係しています。



北御堂は正式には「浄土真宗本願寺派本願寺津村別院」、南御堂は「真宗大谷派難波別院」といい、それぞれ16世紀に作られました。
御堂というのはお寺や、お寺のお堂を指す言葉。
2つのお寺を合わせて「御堂さん」と親しまれ、御堂さんを結ぶ道を「御堂筋」と呼んだということが由来だとか。
北御堂にはこんな施設も。

北御堂ミュージアム。
大阪と本願寺の歴史を紹介したミュージアムです。
南御堂には芭蕉の句碑があります。

南御堂は松尾芭蕉の終焉の地で、辞世の句「旅に病でゆめは枯野をかけまはる」の句碑が建てられています。「御堂さん」の間は直線距離で約600メートルですが、今の御堂筋は全長約4.2キロメートル。
大阪のメインストリートとして親しまれる御堂筋には、こんな歴史があったんですね。
ということで、今回は多くの人に馴染み深い御堂筋についてご紹介しました。
これからも本町近辺のちょっとした情報や豆知識なんかを、いろいろご紹介できたらと思ってます。
では!
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