こんにちは!「本町ブログ」ライターのみどりです。
さて、タイトルでピンときた人…が多いか少ないかわかりませんが(汗)、先日22日の「M1グランプリ」は、みなさんご覧になりましたか?
優勝した漫才コンビ、「ミルクボーイ」のネタに和菓子のもなかが出てきたんですよね。
ネタの中で「(これだけもなかの話をしても)もなかの口になってる人はいない」と、もなかをディスするツッコミがあったのですが、私は少数派なのでしょうか、しっかりもなかの口になりました。
そんでもって翌月曜日、編集部のとなりにあるデイリーヤマザキでさっそく買いました。

が、しかし。
…まずくはない。
まずくはないんだけど、「もなかを満喫した感」がなくてですね。(まぁ、そもそもそういう食べ物かもしれませんが!)
なんとなく消化不良になってしまい、本格的なものを求めて、編集部の近くの和菓子店まで買いに行ってきました。


訪れたのはこちら。道修町にある「高岡福信」。
創業は1624年。寛永元年ということで、寛永通宝がトレードマークになってます。
なんと大阪市内では最古の和菓子店だそう。

初代は大坂城で豊臣秀吉の食事係をしていたとか。
創業の地は江戸堀で、以来ずっと北船場エリアで営業をしているそうです。
さっそくもなかを買いに入ると、

写真付きで売られている「きみしぐれ」の後ろにもなかが。追いやられている…!
もなかも1個210円です。(税込)

こんな感じなんですが、このもなか、

「作りたての味わいと風味をお楽しみいただくために、最中種と餡を別々に包装しました」
とあります。あんこと皮は別々。
「もなかの皮」、もなか種っていうんですね!
タブレットで使うレジ、そろそろ導入するなら「スマレジ」がオススメ、本町のスタバの上にショールームがあるので、行くとわからないことを質問できます。

こんな感じで、

このようにセット。
(なぜか編集部にぴったりな半月盆が)

完成〜!
で、肝心のお味はといいますとね。
やはりおいしい!
皮、いえ種がサックサク。
高級ウエファースのよう。
こんがり焼けたもち米の風味が香ばしくて、いい店の食パンの耳のようです。
表面はもち米のイメージなのか、稲穂の模様が入ってます。(代紋ではございませぬ。怖くない!)
あんこはつぶあんで、これも甘すぎず控えめ過ぎずほどよいあんばい。
皮とあんこの量のバランスもばっちり。
これ、ぜんぜん2個以上いけるわ!
贈答用もあります。

6個入り1,350円、12個入り2,500円。
ほかには、

「君が代」という名前のカステラや、(進物用・1本1,890円)

栗饅頭(10個2,160円)や、四季の羊羹詰め合わせ(14個2,800円)も。
店頭では酒饅頭の販売もしてます。

ほかほか、蒸し立て!

税抜き186円。こちらも気になります!
ということで、思いがけない流れで出会った高岡福信のもなかですが、かなりおいしかったです。
M1見てなかったら、高岡福信さんに行くこともなかったかもしれません。苦笑
(ちなみに店のご主人に「…もなかはありますか?」と聞いたらやや半笑いなさったような。ご主人もテレビ見てたのだろうか?)
もなかはさておき、年末年始はおよばれに招かれたりすることも多い時期。
老舗の和菓子店の進物品、手土産候補にいかがでしょうか?
個人的には次はぜひ、ほかほか酒饅頭も試してみたいです!
*
ということで、今日の記事は以上です。
行かれた方はぜひInstagramやFacebookなどでコメントくださいね!
「本町ブログ」に載せてほしい情報も募集中!大阪本町・船場界隈で見つけた情報をシェアするグループや情報提供フォーム、インスタのDMなどでお送りください!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
◎高岡福信
http://www.pref.osaka.lg.jp/ryutai/meihin/takaokafukunobu.html